私は、以前の記事で、人を不幸にする者は自分が不幸になる、そう書きました。

しかし、或る教えには、こういうものもあります。

「私があなたに対して祝福を与えようとしている時、あなたが罪の行いから離れないなら、私はその祝福を思い直す。私があなたに対して災厄を与えようとしている時、あなたが義の行いをするならば、私はあなたに対する災厄を思い直す。」

親が子供に対する態度を悔い改めるならば、子供も親に対する態度を改める、それが道理です。

そして、自らの悪しき所業から離れて正しい行いに励む者には、災いは降らない。

私は、実家に帰っていましたが、私の家族一同、誰も害を受けていない状況でした。

世は、大地震、大火災、飛行機事故など、年始からとんでもない事になっています。

そういう害悪はありませんでした。

 

私は、帰省中、父親、自分、弟の3人で、麻雀を打っていました。

私は、一回だけ、国士無双の役満を上がりました。

父は褒めてくれました。

「流石、おみくじ大吉引くだけはあるな。」

また、私は、1000点しか残ってない状況で、リーチをかけて、倍満を上がりました。

「普通の奴だったら、とっくの昔に死んでる筈なのに、不死鳥のような奴だな。」

「お前、運はいいんだから、その持ってる運を生かせ。」

 

父は言っていました。

「ワシは、あと50年とかはもう生きとらんで。」

「むしろ、今までできとった事ができんようになりつつある。」

父も、老境、晩年に入った事を自覚したのでしょう。

とても、穏やかな時間を過ごしました。

人間は、死を目前として変わると多くの歴史書が語ります。

父は、もう、子供を虐めようとか、そんな事を考えてはいないようです。

 

私は長く、父親、母親に対する敵意がありました。

しかし、父も母も、悔い改めたようです。

 

子供に対する、親の態度が変わらない限り、子供が良くなる事はあり得ません。

これを読んでいる、子供を持つ、親たる皆様へ、お願いがあります。

立木を見ると書いて、親と書きます。

子供を甘やかす事は良くありませんが、子供に対して辛く当らないで下さい。

特に、進路の強制などはやめてあげて下さい。

子供の人格歪んでから、修正しようと思っても遅いのです。

人格の歪みは、精神の歪みと同意であり、時として精神病ともなり得ます。

どうか、したいことをさせてあげて下さい。

 

私は、幼少期より、医学部に行く事を目指して教育されました。

しかし、私本人は、医師の道を志してはいませんでした。

当時より、父は酒を大量に飲み、酔っては暴力を振るい、母もおかしな宗教にハマっていました。

私の精神がおかしくなったのは、高校三年生の夏の話です。

調べてみれば、統合失調症、後になって、自閉症スペクトラム障害とも診断されました。

要するに、もともと、私は、医師になれない、欠格事項に該当する人間だったのです。

そして、それ以後、何度も繰り返された、強制入院。

私は、精神障害者手帳を交付されて、作業所で働く事から始めて、その後も職を転々としました。

人間は、できることと、できないこと、すべきこと、すべきでないことがあります。

今現在、私は、占い師として活動しています。それができたからです。

 

世の歌には、こんなものもあります。

「運命に負けてしゃがみこむなんてつまんないよ、それじゃカッコ悪いよ。」

私は、絶望的な状況から立ち上がって、生きて来ました。

あなたも、できる筈です。

現在、令和六年能登大地震の、救助活動、火災の消火活動、被害の把握などの救援が行われています。

楽になろうと考えないで下さい。諦めないで下さい。

人生とは、戦い続けるものです。

私にできる事も多くはありませんが、希望を捨てる事なく立ち上がられる事を願っております。

 

1月4日夜8時より、業務を再開致しますが、私のような吹けば飛ぶような小さい人間でも、必要であればお伺いいたします。

ご予約、お待ちしております。