一般的な常識として誕生日は良い日とされます。
私の誕生日は6月26日です。ただ、この日は、私にとって凶の日です。
運命的には、自分があの世からやって来た日であり、あの世との道が開いていて、注意しないとあの世に引きずり込まれる日とされます。
同様に、干支も、十二の動物によって性格が説明されますが、自分と同じ干支になる、いわゆる歳男、歳女は、自分を守護してくれる霊が、自分自身を攻撃してしまう年となり、やはり、凶の年となります。
それ以外にも、所謂、空亡・殺界・天中殺などと呼ばれる、自分自身が苦手とする時期というのがあり、詳細は省きますが、子丑、寅卯、辰巳、午羊、申酉、戌亥、この六つのうち、どれかは常に危険とされるという理論があり、1・2、3・4、5・6、7・8、9・10、11・12、この組み合わせで苦手な時期があるらしいです。
例えば、1985年6月26日が出生の、丑年の人の場合、2月、5月、6月、この三つの月は危険なので、積極的行動は控えた方がいい、そういう話になります。
私も、長く占いをやっていますが、人間が、生まれてきた時に配られたカードが弱ければ、その時点で終わりだ、そういう考えがある事に疑問を覚えます。
また、そう言う人達は、運命を変えられるなんて言う人は、恵まれた一部の人だけで、多くの人は弱いカードに絶望して、ただ漫然と人生を過ごすのみなんだ、そう言うのです。
そして、私のように、運命とは変えられるものであり、変えていける、人間は何歳になっても進歩できるんだという考えの人間に対し、それはお前が恵まれた才能と、恵まれた環境とに守られているからであって、お前と一緒にされても困る、そう言い放ちます。
私は、その考え方そのものが、非常に弱い考え、軍隊的な用語で言うなら、敗北主義だと思います。
最初に配られたカードが強かろうが、弱かろうが、人間は生きていかなくちゃいけないんですよ。
そして、他人がどんな才能を持っていて、どんな強みと弱みを持ち、どんな経験があるか分からないんですよ。
そもそも、あなたの人生は、ゲームなんですか?
ゲームであるなら、人生の勝者と、人生の敗者というのが存在しますよね?
じゃあ、誰が勝者で、誰が敗者なんですか?
そして、その人生の勝敗の基準を決めるのは、あなたなんですか?
物凄い、傲慢な考え方だと私は感じます。
私は常に、同じことを言い続けます。
「好きに生きなさい。誰もあなたの人生について、ああしろ、こうしろと言う命令なんてしません。」
「生まれて来た時に配られたカードが弱くて、何もできませんか? 何もしようとしないの言い訳じゃありませんか?」
例えば、トランプの中には、最弱・最小と呼ばれるカードが存在します。
クラブのデュースです。
A・K・Q・J・10・9・8・7・6・5・4・3・2の順にランクが下がります。
また、スペード、ダイヤ、ハート、クラブの順に、スートが弱くなります。
このカードの持ち主の、超有名人物をお伝えします。
上皇后美智子さまです。1934年10月20日のお生まれです。
テニスコートの出会いと呼ばれる、有名なロマンスで、時の皇太子、現平成上皇さまと結婚されてます。
ええ、最弱・最小・最底辺のカードをお持ちの女性ですねぇ。
どう思われますか?
人間は、生まれながらにして、全ての人生が決まりきってるなんて、全くの嘘っぱちとお考え下さい。
私の誕生日は6月26日ですが、毎年、碌でもない事が起こってます。
でも、私は、その凶運と戦い続けると思います。
占いの基本的な定理です。
「正しい行動は凶を破る。」
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